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福井県大野市の四百年以上の歴史を持つ城下町に佇む一軒の米菓屋。
米本来のおいしさをたくさんの人に知ってもらうため、
昭和二十三年の創業以来、米菓一筋に自社製造を続けています。
粒のままのもち米をせいろで蒸すところからはじまり、
杵でつき上げ、直火焼製法で仕上げることで、
米の菓ゆめすけならではの味が生まれています。
創業以来六十年以上受け継がれる独自製法で、
一つひとつ丁寧に、心を込めて製造しています。
焼き上げや味付けなど、すべての工程において、
ひとつひとつ手間をかけて、
どこにも負けないような手作りの味わいを作り出しています。
それが、素材を活かした「米の風味を損なわない米菓」へのこだわりです。
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地下からこんこんと湧き出る、「名水百選」に選ばれた御清水(おしょうず)をはじめ、越前大野にはいたるところに湧き水があります。清らかで良質の水は、“おいしい”への源になっています。 |
使用するもち米は主に福井県産で、特にこだわりの製品については地元・越前大野の特約農家から玄米で仕入れて、自社精米をしています。精米したてのもち米は、香りが非常に良く、粘りも強くてお餅にしても煮崩れしないのが特徴です。また、あられにすると少し固めの歯応えの良いものが出来上がります。おいしさにこだわるために、お米の産地を把握して、お米の状態を確認してから水分調整を行い、お餅に仕上げます。 |
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昔ながらの風味を生かし、こころを込めたこだわりが、私たちの基本です。たとえば、餅米を蒸す方法。機械を使った「自動蒸し」もありますが、私たちは餅本来のおいしさを最も引き出せるよう、あえて昔から伝わっている「せいろ蒸し」にこだわっています。
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初代が始めた手焼きで作るおかきは、一枚一枚を丹念に焼き上げており、香ばしさとカリッとした食感でたくさんのお客様に喜んで頂いておりました。初代の手焼きに対するこだわりを受け継いだ二代目 杉本守久 は独自で改良した「直火焼釜」をつくり、生地の水分をしっかり飛ばすことで香ばしく焼きあがり、カリッとした食感が特長の「直火焼製法」を開発。一つ一つの製品を心込めて製造しております。 |